「さよならソルシエ」全2巻読了。

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この漫画がすごい2014年女性編」で1位に選ばれた、「さよならソルシエ」を読み終わりました。


「さよならソルシエ」全2巻読了。


実は昨年一巻を買ったまま、そのまま放置していたのですが、
先週、弊社でも読書家で有名な竹内さんに、
「最後にどんでん返しがあってまぁまぁ面白いよ〇-〇」

というお言葉をいただいたのをきっかけに二巻に手を伸ばしてみました。
(竹内さんの素敵レビューはこちら


<あらすじ>
19世紀末のパリ。ブルジョワばかりを顧客に抱える一流画廊「グーピル商会」の支店長で、パリ一の画商と名高いテオドルス・ファン・ゴッホは、新しい才能と芸術の開放を求めていた。しかし、時は権威と保守に満ち、芸術とは上流階級のためのもの、平民は芸術を理解できないとされている時代。
「体制は内側から壊すほうが面白い」、テオドルスは、アカデミーに認められない、人々のありのままの日常を描いた作品を世に出すため、高い壁を打ち壊さんと奮闘する。
(Wikipediaより引用。)



芸術家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホと、その弟テオを巡るお話しです。
正直ゴッホの生涯なんて1ピクセルも知らなかったので何の先入観もなく読んでいたのですが、
そんな人間でも読めばわかるどんでん返しが最後の二話にありました。

読み終わってから思わずゴッホのwikipediaページを開いてしまいました。
オチは言えないのですが確かにこのどんでん返しは面白かったです。


そして、物語は終始弟視点で進んでいくのですが、
天才のゴッホ兄に対する弟の劣等感は読んでいてすごく共感できました。

才能はすべての人に与えられるわけではないのですよね。
才能のない人間は努力をしても決して天才には追いつけないです。
今まで生きてきて、それは何度となく実感してきたことです。


史実に忠実でないにしても、ドラマ性のある作品だと思いました。





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