『メーダ・プリマヴェージの肖像』 グスタフ・クリムト

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突然はじまる気になる名画の話その2。

『メーダ・プリマヴェージの肖像』 グスタフ・クリムト
『メーダ・プリマヴェージの肖像(Mada Primavesi)』 グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)


メトロポリタン美術館に所蔵されている作品です。

美術館の公式グッズでは、この絵を用いたグッズを多く見かけます。(あと青いカバ)
広告塔みたいなものなのでしょうか。

作者はグスタフ・クリムト。
オーストリア生まれの象徴主義を代表する画家です。
象徴主義とは、内面的な世界を象徴的に表現しようとする芸術思想?なのだそうです。
そしてこの作者、女性の表現が上手くて有名なのだとか。

この絵のモデルは9歳の女の子で、オットー・プリマフェージというデザイナーの娘と言われています。
女の子の服装や表情を見ていると思春期に片足突っ込んだ、ませた女の子という印象を持ちました。
でも、絵の全体を通してみると、背景がピンク色で周りもなんかいろいろあってメルヘン。
これが女の子の内面を描いたのだとすると、きつい印象の女の子がかわいく思えてきます。たぶん。



公式サイトできれいな絵が見られます



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『メーダ・プリマヴェージの肖像』 グスタフ・クリムト
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